「日本酒度」という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことがなくても、日本酒のラベルを見ると書いてあります。
ここでは、日本酒度とはどういう意味なのかをご説明します。
そして、日本酒度の高い銘柄をご紹介しましょう。
日本酒度とは、一口で言うと日本酒の比重を表す数値です。
日本酒に含まれる糖分が少ないとプラスに、多いとマイナスになるため味の目安になります。
ラベル上の記載のされ方は、+5.0とか-6.0などブラスマイナスの数字で表記されています。
マイナスの数字が高いほど甘口に、プラスの数字が高いほど辛口ということになります。
異なる味覚
日本酒度は、日本酒に含まれる糖分の多寡を表していますが、糖分が多いものを飲んでも感じる甘さは人それぞれです。
日本酒の成分は、糖分だけではなく、アミノ酸はじめいろんなものがあり、それらが複雑に絡み合って、味わいを構成しているからです。
例えば、日本酒度-6.0と言えば、糖分が多いはずですが、辛口に感じる場合もありますし、逆もまたあり得ます。
味覚というのは、ものすごく個人的なものですから、日本酒度は味わいのバロメーターと考えましょう。
日本酒度
日本酒度は、±0を基準に、-1.4~+1.4が普通、+6.0~を大辛口、-6.0~を大甘口としています。
ぜひ、日本酒選びの参考になさってくださいね。